うなぎ権現(金成町 沢辺)
(「栗原の伝説」菅原勇喜著より)

昔、沢辺の神林の外れに、古川というところがあり、曲がりくねった川が流れていました。

この川に、大きな「うなぎ」が住みつき、作物を荒らしたりして、お百姓さんたちを大変困らせていたそうです。

そんな時、気仙郡(今の岩手県陸前高田市)から、一人の盲人がやってきて、その「うなぎ」を退治しようと、

川の中へ入って入って行きました。  村人たちが心配そうに見守る中、「大うなぎ」を刀で切りつけて見事に退治したそうです。

村人たちは喜び、盲人に何度もお礼を言い、また「うなぎ」の霊をなぐさめるため、「うなぎ権現社」を建てたという事です。

♪♪♪めでたし、めでたし。 野生の「うなぎ」の寿命は、おおよそ5~15年、「大うなぎ」では40年という記録があるそうです。

生後2~3年のうなぎは、いつも美味しく頂くのに、「大うなぎ」になると、食べるどころか「霊」をなぐさめるようになるものなんですね~(*_*) 

「うなぎ」より「人間」のほうが、寿命も長いし、「霊」なら、「うなぎ」より「人間」の方がよっぽど強そうですね~。

でも、一番怖いのは、「霊」よりも「生きている人間」なんでしょうね~(^_^)
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